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法隆寺の興奮さめやらぬまま、句会に突入です。
コロナの水際対策もずいぶん緩和されるようで、京都は忙しいシーズンを迎えそうです。三年ぶりという言葉があちこちで聞かれます。。
さて今回も多彩な顔ぶれが集いました。

席題は、とろろ汁(秋の季語です)
探題も出そろいました。
高得点句は!
梨切れば竹内まりやが流れ出す 植田 かつじ 席題:梨
これぞTHE俳句です。「柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺」を踏襲しています。なにも因果関係がない梨と竹内まりや。実際はたまたまラジオから流れてきたんでしょうけど、この強引な措辞が不思議な力を持っています。それに竹内まりやとくれば「September]ですね!
丸窓に男の気配十三夜 はもこ 探題:男の気配
これはまず、探題「男の気配」が面白いですね!出題は前述の植田かつじ氏(今回大活躍です。)丸窓って何となく幸せを感じさせませんか?月のきれいな夜に「男の気配」。あと二夜すれば満ちる少し欠けた月。どんなストーリーが生まれるのでしょう?丸窓に満月ではないところがとてもいいですね!