暑いですね!京都駅にも立派な雲の峰!

新しい方も、浴衣姿の方もいらっしゃって、いよいよ熱い駅前句会です!

今回は19人の参加。人数も多かったので、探題2題、3句選です。
高得点句は!
蝉時雨ともだち一人減っている
高田 留美 探題:蝉時雨
蝉時雨の中に迷い込むと、あっちで盛んに鳴いていたかと思うと、突然終わりを告げます。そして今度は度はこっちの木々からまた盛んに鳴きだします。その一瞬間の間がある意味、怖さを持っています。ふと気が付くと、〇〇ちゃんがいない・・・。思わず鳥肌が立ちます。蝉時雨で切れて俳句の妙が浮かび上がりました。
炎天の踏切たぶん恋なんだ
高田 留美 探題:炎天
甘酸っぱい切ない句ができました。炎天の踏切を待っている時に、恋に気が付いたというのです。でもまだどこか頼りなくて、「たぶん」と綴っています。中高生でしょうか?誰もが過ぎる青春の一コマです。
日傘さす母がこわれるその日まで
冬月 探題:こわれる
母というものは幾つになっても、たとえいなくなっても唯一無二な存在です。探題の「こわれる」から抑制の効いた俳句が生まれました。何も言ってませんが、母に対する哀しみと愛情が伝わってきます。
さっきから君の声する片かげり
おおさわほてる 探題:片かげり
「片かげり」とは‘‘きごさい‘‘によれば、「片蔭(かたかげ)の子季語で晩夏。午後の日差しが建物や塀などに影をつくる。歩くにも、少しでも日陰を選びたい夏。「緑陰」や「木下闇」とは、区別して用いたい季語。古くから長塀の片蔭などは存在していたのであるが、都市の構造物の変遷もあり、大正以降、よく使われだした季語でもある。」
現代風に読めば都会のビルの蔭で気になるあの子が快活におしゃべりしているのでしょう。一目顔を見たい。でも会話には加わる勇気のない。そんな淡い恋心です。