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前回の桜吟行が月初めだったため、久しぶりの句会。観光客で混雑する京都駅前に、15人もの人たちが集まってくれました。感謝!

高得点句は!
黒猫がそろりと開ける梅雨の幕 廣田 量一 探題:黒猫
「夏の扉を開けて」と歌ったのは松田聖子。作詞は三浦 徳子でした。(ちなみに作曲は財津和夫)「梅雨」は扉ではなく、「幕」、そして、「そろりと」。その主はなんと「黒猫」。どれもがぴたりと決まりました!
夏座敷父の遺品の蒸留酒 おおさわほてる 席題:蒸
「蒸」で蒸留酒。ぴたりと決まりました。遺品か形見か意見の分かれるところですが、「遺品」という、ちょっと突き放した言い方と夏座敷のひんやりした感じがよく合っていると思います。